https://japan.cnet.com/article/35099398/:CNET Japanより引用

サイバーエージェント社長 藤田普の概要

代表取締約社長 藤田普
会社 株式会社サイバーエージェント
会社 URL  https://www.cyberagent.co.jp/
事業内容 
メディア事業
インターネット広告事業
ゲーム事業
投資育成事業”

<株式会社サイバーエージェントの魅力>

ITバブル真っ只中の激動の時代、サイバーエージェントはインターネット広告で頭角を現した。世の中の会社がこぞって急な変化に追われるなか、社長の藤田普は見事に舵を取りながら事業を展開。その後もメディア、ゲームへと幅を広げ、業績を拡大してきた。日本のIT企業としてトップクラスの知名度を誇り、世間一般への影響力は随一だ。
例えば通称「アメブロ」と呼ばれる「Amebaブログ」やネットテレビ局の「AbemaTV」、ゲームでいえばアニメ化もされた「グランブルーファンタジー」。いずれも大多数の人が見聞きし、利用したことのあるサービスである。当然、そのファンは数多い。
ただ、サイバーエージェントの名は一般の消費者の間だけで知られているわけではない。投資育成事業の担い手として、成功を目指す起業家にとっても期待に胸が膨らむ名前である。過去ミクシィやカヤック、クラウドワークスといった有望企業に支援し、いくつもの企業が上場を遂げてきた。その実績には今なお新たな名前が刻まれ続けている。
広告、メディア、ゲームなどインターネットが関わる各領域の第一線で活躍しながらインターネットの未来を創る、まさに日本のITビジネスを象徴する存在といえるだろう。

<藤田普の魅力>

1998年に立ち上げられて以降世を賑わしてきたサイバーエージェントの快進撃。設立者である藤田普氏は純粋な好奇心をエンジンにそれを成し遂げた。社会貢献や世のための行為が第一でなく、まず面白そうなことに目をつけ、事業化する。藤田氏が他経営者とは一線を画すのはこの部分であるだろう。同時にインターネット広告、メディア、ゲームと立て続けに事業の成功を導いてきた理由もそこにあるといえる。
しかし、だからといって単なる興味と勢いだけで手を広げているわけではない。インターネットという地盤から足は離さず、参入するのは十分に勝算が見込める領域だ。そうして事業を転換したら一切のよそ見と油断なく猛然と突き進む。その積み重ねがサイバーエージェントの飛躍に繋がった。
とはいえ”21世紀を代表する会社を創る”というビジョンを念頭に置けば、いまだ藤田氏が満足する状態ではないだろう。つまり、間違いなく更なる挑戦は今後も続く。それを心待ちにする人はきっと少なくはないはずだ。