株式会社ディー・エヌ・エー 社長 守安功の概要
代表取締役兼社長兼CEO 守安功
会社名 株式会社ディー・エヌ・エー
会社URL https://dena.com/jp/company/overview.html
事業内容
ゲーム、エンターテインメント、Eコマース、スポーツ、ヘルスケア
<ディー・エヌ・エーの魅力>
創業1999年とベンチャー企業においては老舗企業という立ち位置である。創業者はカリスマ南場 智子、群雄割拠と言われたITバブルの時代を勝ち抜き、DeNAを時代の覇者へと導いた名将である。守安は創業メンバーの一人としてカリスマを支えた。 当初、事業モデルとしてはEC事業であったが後にモバイルゲーム事業にシフトし、これが事業を大きな成功へと導くことになる。社会問題を引き起こした「コンプガチャ」なども記憶に新しい。南場が家族の健康問題で経営を退いた後も順調に成長を続けていた同社ではあったが、不名誉なことにキュレーションサイト「WELQ(ウェルク)」問題で信用を大きく失墜することになる。これは守安が頭打ちを見せるモバイルゲーム事業に対しての焦りが招いたものと言われている。 この問題の収束に向け、カリスマである南場が現場に帰ってくる。この逆境をはねのけ、どのようにDeNAを再生していくのか注目である。
<守安功の魅力>
2011年に、創業者の南場智子氏からバトンタッチされたDeNA。球団買収問題、コンプガチャ問題、キュレーションサイト問題等々、世間を騒がせてきた感は拭えない。しかし、実は収益事業の殆どを生み出してきたのは守安氏にほかならない。南場はカリスマと呼ばれ経営の柱ではあったが、事業の柱は守安氏であった。モバゲーを仕掛け、同社を急成長させたのも紛れもなく守安氏である。
カリスマと呼ばれた創業者からの甚大な信頼を受け、一方で重大なプレッシャーを負いながら経営を引き継いだ守安氏の奮闘は圧巻である。事実、カリスマが退いた後もDeNAの成長は止まらなかった。得てしてカリスマ創業者の後を継いだ経営者は守りに入るものであるが、それを見事に打ち砕き、永久ベンチャーを宣言していたとおり、常に進化を求めた姿勢は評価が高い。
「成功してもそこに安住の地とする人がいるけど、自分はこれからも、いろいろな事業に挑戦して行く」と語る守安氏。
このチャレンジ精神が続く限り、いかなる困難が訪れようとも、DeNAの成長は決して止まらないだろう。